2011年6月24日金曜日

トラブル発生!パソコンの画面が表示されない!Part1

先日納品したWindows7 32ビットパソコンで、「PC起動の直後、画面が真っ暗になる」というトラブルが発生しました。お客様からの話では前日まで軽快に作動していたのに何故・・・?とのことでした。

あんまり聞かないトラブルですが、機械であれば何かしら故障、不具合の類は付いて回ります。
その場では解明できなかったのでいったん電話を切りました。

一般的にこの手のトラブルは、インターネットで調べると以下の原因が多いです。
「PCとモニターの間のケーブルが外れているか緩んでいる」
「PC本体やモニターの電源コードが外れているか緩んでいる」、以上。

・・・ちょっとこれじゃ答えとして単純すぎやしません? 家電の取扱説明書に「よくあるトラブルページ」っていうのが必ずありますが、そこにある人を喰ったような回答と同じですね・・・電源とか、そりゃ確かに原因になるけれど、そんな基本はワカットルっつーの!

とうわけでネットでの原因究明はあきらめて、お客様にもう一度電話で症状を詳しく伺って対応策を探すことにしました。このトラブルの特徴として、「 OSの表示まで起動が至らないうちに画面が真っ暗になる」のだそうです。また、「モニターが真っ暗になった後もPC本体の電源はオンになったまま。モニターが見えないものだからPCの電源オフは手動でせざるを得ない」とのこと。つまり、
















電源投入後、この↑状態の直後に画面が真っ暗になるのだそうです。

これは僕にとってまさに初出パターンのトラブルでした。すなわち、PC起動後、BIOS(バイオス・・・OSの前に瞬時に起動されるパソコンの基本設定プログラム)が何らかの原因で不安定なため、起動がOSまで行き着かず、BIOSで止まるという状態なのです。しかもその後、これまた不明な原因で液晶ディスプレイが非表示になるため、症状解明ができない状態になります。こうなるとマウスがまったく効かず、キーボードも矢印キーとEnterキーしか有効にならずといった状態になり、結局手動でPC電源を落とさざるを得ません。「画面が見えない」ということはパソコンが使えないことと同義ですから。もちろん当該パソコンの製作時点では問題なく稼動していたマシンです。なぜこうなったのか・・・。

このトラブル、最初は訳がわかりませんでした。もちろん各種ケーブルは正常です。どうしよう・・・なんて思ってました(Part2につづく)。




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