2017年12月15日金曜日

お客さんに納品した自作パソコンに電源トラブル。

2013年に客先に納品したWindows7タワー型PCが、昨晩までなんともなかったのに、今朝電源を入れたら、立ち上がらなくなった・・・・とのSOS。

立ち上がらない…と一言で言ってもいろいろな状況があるので、詳しく話を聞くと、電源ボタンを押下すると画面はBIOSまでもいかず液晶ディスプレイは真っ暗のまま。

一方PC本体はファン等は廻りはじめ、アクセスランプも点灯するけれど、1秒もたたないうちにファンもランプも力尽きたように電気が落ちる→そしてまた電気が来てまた落ちてまたまた点いてまた落ちる…のエンドレス波状状態。

電源ボタンの長押しをすることによって、完全断電を果たし、再度手動で電源を入れても、上記症状の繰り返しだとのこと。PC本体の電源コードのユルミを疑い、深く挿し直しても、また壁のコンセントも差し直しても、同じ不具合のままだという。


対策:治りました。このPCの場合、 まず完全断電したあと電源コードを抜き(指作からのショート防止のため通電は物理的に遮断します)、本体カバーを開け電源ユニットからマザーボードに刺さってる大動脈ともいうべき24Vのプラグをいったん抜いて再度挿し直し、また、もうひとつの大動脈たる、CPU周りに挿す12Vのプラグを、これまたいったん抜いて挿し直し、電源コードを戻して起動すると…

良かった。何ごともなかったかのようにPCは起動してくれました。

いわゆる単純な接触不良。なんとなくカンで対応したら、それでよかったみたいです。タテ方向にPCを設置されてる方だったので(それが普通ですが)、24Vや12Vの重いコードが自重で垂れさがり、納品から4年という年月の経過とともに、それらが緩んだのではないでしょうか。

事前には電源ユニットのパーツ単体での不具合を予想してましたが、電源がイカレると、まったく通電しなくなるのが典型パターンなので、今回のような付いたり消えたりの自動繰り返し現象はタイプが違うとも予測してました。

ということで、あとはPCの内部清掃をしてお客さんのところをおいとましました。

いや~朝から寿命が縮みました笑

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